Design firm specializing in restaurants.

飲食店専業の設計事務所。

私たちは、業界でも数少ない飲食店専業の設計事務所です。
建築・空間の機能性や意匠性を高めることはもちろん、料理や調理技術、ワイン・日本酒といったビバレッジ、陶芸作家の器やカトラリーなど、これまでに培った深い知識と経験、コネクションを有しています。

厨房機器のレイアウトやゲスト・スタッフ動線のゾーニングといった基本的な計画だけでなく、例えば、「スペインのエチェバリのようなミリ単位で高さ調整が可能な薪台やルポゼのラックをつくりたい」、「ウォークインセラーで地域や品種、ヴィンテージに応じてラックの角度や温度・湿度、風量を調節したい」、「織部の釉薬で7寸の輪花皿をつくりたい」など、そんなこだわりの強いシェフの要望に応えられるのも、飲食店専業の設計事務所ならではです。

赤提灯からグランメゾンまで、飲食店に関することなら、どのようなことでも設計いたします。

Strategic restaurant designing persisting “Chef First”.

シェフ・ファーストを貫く戦略的な店づくり。

創業以来、ジキデザインでは、シェフの価値や思想、方向を体系化し、物事を表現する「シェフ・ファースト」の店づくりを貫いています。

シェフの考え方やテクニック、クリエイションされた商品、さらには生まれ育った環境や文化まで深掘りし、コンセプトからデザインへと表現していくことで、キャラクターがストーリーで語られ、“シェフらしい世界観”が感じられるカタチが生まれる。つまり、一貫性があることの積み重ねで、店の世界観（ブランド）は強固なものになっていくのです。

シェフという本質を支えに、コンセプトを体現するカタチをひとつひとつ具現化し、戦略的にコントロールしながら、店をつくり上げる、それが私たちの設計手法です。

One-stop support starting from the property search.

物件探しからのワンストップサポート。

開業・移転時の物件探しは、シェフ自身で不動産会社を回り取得されたのち、私たちのような設計事務所、あるいは工務店にご相談をいただくケースが一般的ですが、売買・仲介を目的とする不動産会社は店づくりのプロではないゆえ、自身で判断しなければならず、私たちとのヒアリングやプランを進めるうちに、「キッチンや客席数など希望のプランが納まらない」、「立地がターゲットとブレている」、「規制や法規の見落としにより予算が納まらない」といった、様々な問題が生じることが多くあります。

ジキデザインでは、より合理的、かつ戦略的に店づくりをしていくために、“設計”と“物件探し”をまとめてご依頼いただくことを推奨しています。

専門家の視点を取り入れることで、前述のような問題のリスク回避、さらには候補から外されがちな空中階や地下階、台形や三角形といった変形地なども、設計の創意工夫により立派な候補地としてご提案することができます。

Persistent total branding starting from the concept creation.

コンセプションの産出から一気通貫したトータルブランディング。

私たちのトータルブランディングとは、建築・空間をはじめ、ロゴや販促ツール、パッケージ、WEBなど、表層のビジュアルデザインを整えるだけではありません。

デザインの表現は、表面上に見えるブランドの一部分であり、飲食店の構造を創造、強みを取捨選択し、各タッチポイント（顧客接点）に対してどのような役割を担わせ、如何にシェフにとって魅力的な一連のストーリーをつくるかを戦略的に描き、選ばれファンをつくることこそが真のブランディングであると考えています。

シェフと一体となり、初回のヒアリングから、物件探し、コンセプト開発、各種デザイン、戦術開発、さらにはオープン後のランニングフェーズに至るまで、シームレスにサポートします。

Well-balanced cost control within your limited budget.

限られた予算の中でのバランスの良いコストコントロール。

設計・ブランディングを実行していくうえで、コストコントロールは極めて重要です。

飲食店におけるデザインとは、シェフ・商品の強み（コンセプト）を伝えるタッチポイントツール（顧客接点）の一つであり、限られた予算のなかで、物件取得や設計・内装工事にお金を掛けすぎて、他に必要なツールに費用が掛けれないという状況では、顧客に対し的確なシグナルを送ることができず、価値としては望ましいものになりません。

私たちジキデザインは、店づくりの計画段階において、過去の実績や経験則に基づき、適切な概算手法を用いて、限りなく精度の高いコストを予測。物件取得や設計・内装工事、厨房機器、器、販促広告費など、全体のコストを最適に配分し、パフォーマンスの向上とブレのないゴールを目指します。